松浦組は、アスファルト・コンクリートの廃材・建設発生土を再利用するシステムに加え、新しく汚泥・鉱滓・燃え殻、ばいじんからのリサイクルシステムを完成し、新しい第一歩を踏み出しました。より重大なテーマとなった21世紀の環境問題に対応すること、それはまさに時代のニーズに応えることそのものだと考えます。私たち松浦組の各種リサイクルシステムが、本当にこの地球の美しい生活環境づくり、環境づくりにつながるものだと、いまでは自信を持って語れます。

当社は、昭和３６年広島・岡山両県にまたがって砕石業を創業し、現在では、土木建設業・建設資材リサイクル業・コンサルタント業等の業務を行っております。
平成元年頃から産業廃棄物処分業（中間処理）・同収集運搬業許可を取得し、まだ再生砕石が市場に認知されない時期から製造販売に努めてまいりました。
その後、市場はリサイクル時代になり試行錯誤の上の改良土・再生砂・再生鋼土・流動性改良土の製造、再生合材・建設汚泥や燃え殻ばいじんなどのリサイクルを経て現在に至っております。

最近では、砕石業を営む企業は大小に関わらず燃料・人件費・鋼材等の高騰また、砕石単価が競合により値上げすることもできず、また、高齢化も進み後継者も少なく、廃業する企業も増加している状況であります。
少しでもリサイクル業にシフトして利益を増やし、若者を集め、教育の場を増やしていき、当社も含め排出事業者の皆様が環境にやさしい循環型社会に寄与できる企業を目指すことができるよう精進していきたいと思っております。

代表取締役　小川 由紀子